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埼玉県、県内自治体ホームページの全ページ解析結果に基づいたセミナーを開催

研修風景の写真2008年1月31日、埼玉県は、ウェブアクセシビリティやユーザビリティに関する学習を行なうセミナーを県職員及び県内市町村を対象に開催しました。このセミナーは、県内全自治体ホームページの全ページ解析を実施し、その結果を踏まえて県内自治体ホームページの問題点や求められる取組みについて解説を行なったものです。

主催された埼玉県総務部広聴広報課の安西智美さんのコメントと、講師を担当したアライド・ブレインズの大久保翌のレポートを併せてご紹介します。

セミナー実施後のコメント
埼玉県 総務部広聴広報課 安西智美(あんざいともみ)さん

セミナーの開催にあたって

埼玉県では、前年度もウェブアクセシビリティをテーマとした研修会を開催していますが、今年度は、「ホームページの質の向上」をテーマとし、“ウェブアクセシビリティの必要性を体感し、具体的な行動につなげてもらうこと”にこだわった研修会にしたいと考えていました。

具体的な内容については、後段の大久保さんのレポートやセミナー概要のとおりですが、大久保さんから御提案をいただくことで、今回のような各自治体の現状を踏まえた実践的なセミナーを実現することができました。

セミナーに対する参加者の反応

セミナーは、大久保さんのわかりやすいお話やビデオ等による豊富な事例紹介、調査結果に対する的確なフィードバック等により、充実した内容となりました。第1部・第2部とも、実施後のアンケートで参加者の9割以上が今回のセミナーは参考になったと回答したほか、「事例が多くとてもわかりやすかった」「定期的に同様の研修会を開催してほしい」というコメントや、「今までわからないままに行っていた作業の意味がわかり参考になった」というコメントが多く寄せられました。

セミナーで得た参加者の声

セミナーに対する満足度の高さもさることながら、今回特徴的だったのは、参加者のコメントにホームページ広報を担当する上での悩み・課題についてのものが多く見られたことでした。担当としてホームページの質を向上させていきたいという思いがあっても、他の業務との兼ね合いや知識習得の機会が少ないなどの理由により、対応できずにいる現状などを把握できたことも、今回のセミナーにおける大きな収穫でした。

今後について

今後は、より質の高いホームページを目指し、本セミナーで御指摘のあった課題について、いただいたアドバイスや資料をもとに対策を講じていきたいと思います。また、県及び県内市町村職員を対象に行う研修会については、今回得た参加者の声を生かしたものにしていきたいと考えています。

セミナー後記 講師:アライド・ブレインズ 大久保 翌(おおくぼ あきら)

大久保の講演写真県及び県内市町村の職員の方が参加された午前の部では、CRONOS2を用いて事前に実施した県内全自治体ホームページの全ページ解析結果の一覧を配布し状況をご説明しました。さらに「ウェブアクセシビリティ入門」のプログラムを用い、ウェブアクセシビリティの重要性についてビデオ上映やデモンストレーションを交えてご説明をするとともに、求められる配慮について県内自治体のホームページを題材に解説を行ないました。

講師を担当するにあたり県内市町村のホームページを拝見しましたが、ウェブアクセシビリティの対応状況は団体によってかなりバラつきがあるようです。各団体において、ホームページの全ページ解析結果(問題のあるページの割合や到達レベルなど)を踏まえた目標設定を行なっていただき、今後の取組みに活かしていただきたいと思います。

研修風景の写真県の職員の方が参加された午後の部では、約1年前にCRONOS2を用いて実施された県ホームページの全ページ解析結果と現在の県ホームページの解析結果を比較参照しながら解説を行ないました。担当部局別(ディレクトリ別)に解析した結果をグラフでお示しするとともに、どのページでどのような問題が起きているかについて具体的に事例を紹介しました。

ホームページは更新やページ追加・削除を積み重ねることで日々変化していきます。埼玉県ホームページでも、1年前の解析結果との比較において良い変化と改善が望ましいと考えられる変化がありました。セミナーでの解説の内容が、埼玉県ホームページ改善のお役に立てば幸いです。


セミナー概要

  • 名称: ホームページクオリティ向上セミナー
  • 日時: 2008年1月31日
  • 会場: 埼玉会館3C会議室
  • 講師: アライド・ブレインズ株式会社 シニアコンサルタント 大久保翌(おおくぼあきら)

プログラム

第1部(午前)

「利用者の立場に立ったホームページの実現に向けて」
受講対象:県内市町村の広報担当職員、県ホームページ実務担当職員

講義の内容:

  • CRONOS2を用いた県内自治体ホームページの解析結果を基に、利用者の使いやすさの観点から県及び県内市町村ホームページの状況を把握。
  • 県及び県内市町村ホームページの状況を踏まえ、ウェブアクセシビリティの重要性、確保・維持・向上のために必要となる取組みを解説。

第2部(午後)

「県ホームページの課題と求められる対応」
受講対象:県ホームページ実務担当職員

講義の内容:

  • CRONOS2を用い平成18年度に実施した県ホームページの解析結果と現在の解析結果を比較し、利用者の使いやすさの観点から、県ホームページの問題点を解説。
  • 部局別(ディレクトリ別)に解析したホームページの状況を基に、利用者にとって使いやすいホームページとするために求められる対応を解説。

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