第8回「情報分類の根本的な見直しと入念な事前準備による業者選定」~糸島市ホームページのリニューアルとCMS入れ替え~(後編)
[ 2017年4月14日 ]
ゲスト
糸島市企画部秘書広報課広報係 主査
田中伸治さん
5.市民や職員から、ホームページが見やすくなった、使いやすくなったとの声が多数
アライド:リニューアル公開後の市民や職員からの反応は、どんな様子ですか。

糸島の人気スポット:二見ヶ浦
田中:リニューアル後は、市民や職員からホームページが見やすくなった、使いやすくなったとの声を多数いただきました。職員の例では、公民館主事さんや学校の先生など、あまりパソコン操作自体に慣れていない方もおられ、苦労されていましたが、電話での問い合わせや個別のレクチャーなど、労力を惜しまずに対応したおかげで信頼感も得られたと思います。結果として、前年同月と比較して、ホームページ上での情報提供件数が2倍を超えるまで増加しました。
今回のリニューアル作業を通じて、ホームページからの「情報発信の重要性」を多くの職員に理解してもらえ、全庁的な気運に持って行けたことが良い結果につながったと思います。
アライド:市民の方の具体的な反響に関する例はありますか。
田中:新しいホームページでは、匿名でページへの御意見を送るアンケートフォームが設置されています。そこでは、これまで見慣れた画面から変わったことへの御意見もいただきましたが、「ページが明るくなった」「見やすくなった」との声の方が多いです。また、このページはリンクが切れている、地図があると助かるなどの御意見で、すぐに改善が施せ、アンケートフォーム機能は、私たちが思っていた以上に効果があることを実感しています。
6.リニューアルで実現した品質を落とさず、向上していくようにするために

写真右から田中主査、月形市長、ホームページ担当の三小田係長と三嶋主査
アライド:最後に今後の取組について教えてください。
田中:定期的にホームページ全体の状況を確認し、研修を継続して実施することでリニューアル公開した時点の品質を落とさないように、できれば更に向上していくように進めていきたいと思います。
アライド:貴重なお話を頂きありがとうございます。