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災害時の情報受発信
第1回:3.11 その時視覚・聴覚障害者は…

[ 2011年9月20日 ]

寄稿
Cocktailz
伊敷 政英さん


ウェブアクセシビリティに関する調査や講演、執筆活動等を行っているCocktailz(カクテルズ)の伊敷政英さん。先天性の弱視の視覚障害を持つ立場から様々な情報発信を行っている伊敷さんに、東日本大震災以降、視覚・聴覚障害者がどのように情報を得てきたのか、その中で見えてきた課題や、災害時の情報発信の在り方とウェブアクセシビリティの必要性について3回の予定で連載いただきます。

はじめに

東日本大震災から間もなく6か月が経過しようとしています。震災以降、報道機関や政府・自治体、また地震や原子力発電に関する研究を行っている大学や独立行政法人などから多くの情報がウェブサイトを通して発信されています。その情報の中には命にかかわるようなもの、あるいは今後の生活や行動の指針となるような重要な情報も含まれています。しかし、このような大事な情報が伝わらない人々がいます。障害を持つ人々です。私たち障害者はインターネットの登場以来、音声読み上げソフトや画面拡大ソフト、あるいはマウスの代わりにトラックボールや専用のスイッチなどを使い、それぞれの障害の種類や程度に合わせて工夫をしながらウェブを利用してきました。ところが震災以降、ウェブを通して発信される情報の多くが、私たち障害者には利用できない形でもたらされ、その結果、必要な情報を得られず不安になったり不便になったりしています。

そこで、災害時の情報受発信のあり方を見つめなおし、改めてウェブアクセシビリティの重要性を認識していただけるような連載コラムを執筆することにしました。

第1回目となる今回は、東日本大震災当日から1週間ほどの期間を振り返って、弱視の視覚障害を持つ私や、視覚や聴覚に障害のある私の友人たちが実際に経験したことをご紹介しながら、災害時の情報発信におけるITやウェブの重要性、ウェブアクセシビリティの必要性について改めて考えていきます。

2011年3月11日「いつもの地震と違う!」

東日本大震災が起きた3月11日、私は打ち合わせのため都内のマンションの4階にいました。最初のうちはそれほど強い揺れではなかったので、いつものようにすぐ終わるだろうと思っていました。しかし30秒たっても揺れはまったくおさまらず「あれ?長いな」と思っていると、だんだん横揺れの幅が大きく激しくなってきました。「いつもの地震と違うぞ。これはまずいんじゃないか?」と心配になってきました。前後左右、そして上下にも揺さぶられて乗り物酔いのような気持ち悪さを感じながら色々なことを考えていました。「このマンションは倒壊しないだろうか。避難経路はどうなっているんだろう。無事に外に出られるかな。」「地震がおさまったら、どこへ、どうやって逃げたらいいんだろう。」「停電、ガス漏れ、火事。外はどんなふうになってしまっただろう。周りの状況をどうやって把握しよう。自分は生き延びることができるだろうか。」「確か新潟県中越地震のときもこんなふうに振幅の大きな横揺れが長く続いたよな。どこか遠くで大きな地震が起きているのかも。」「家においてきたねこは大丈夫かな。」揺れの大きさもそうですが、時間が長いことがとにかく怖かったのを覚えています。

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