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トップページ設計見直しの重要性~利用者のために情報発信者が考慮すべき点~(その2)

[ 2021年10月6日 ]

新川の写真執筆担当
新川 真美
(しんかわ まみ)


トップページ設計見直しの重要性 ~利用者のために情報発信者が考慮すべき点~ (その1)の「3.トップページ設計見直しのポイント」の続きです。

3.トップページ設計見直しのポイント

(2)スマートフォンを重視する

サイト設計の見直しでは、スマートフォンで閲覧しやすく、情報を探しやすい設計を検討することが求められます。
情報発信者である公共機関側が、パソコンでページ作成、更新、公開の作業をしていても、閲覧する利用者側はスマートフォンで見ている、という可能性が大いにあり得ます。このような一見当たり前のことが、見直しの重要な観点となります。
ユーザビリティ診断業務を行っていると、スマートフォンとパソコンで表示される内容が異なる、活用できる機能や閲覧可能な経路が異なる、という問題が頻繁に見受けられます。スマートフォンを重視することに加え、利用者の利便性向上のためには、異なる環境から閲覧しても同じようにホームページを利用できるようにしておく必要があります。

(3)情報の掲載方法に注意する

トップページのファーストビュー領域で、スライドショー機能を使用しているホームページが増えています。利用者の最初に目に入る部分かつ、最も目立つ領域であることから、新型コロナウィルス感染症に関する情報発信や新型コロナウィルス感染症特設サイトへの誘導を行っている団体も多く見受けられます。
このように当たり前のように使用されているスライドショー機能ですが、実はユーザビリティ、アクセシビリティ、どちらの観点でも問題が潜んでいることをご存知でしょうか。

特にスマートフォンでは、再生、停止等のボタンを、利用者自身が小さい画面で操作しなければいけません。また、スライドショーをパソコンで閲覧する前提で設計してしまうと、スマートフォンで閲覧した際に画像自体が小さく表示され、どのような情報が掲載されているのか判別しづらい場合があります。
スライドショーによる情報発信の問題を、以下に簡潔にまとめています。

スライドショーによる情報発信の問題

  • スマートフォンの小さい画面で閲覧、操作しづらい
  • 掲載件数が多い場合、重要な情報が目立たない
  • 複数枚の画像が自動で切り替わってしまい、画像の中の内容を取得できない
  • 様々な種類の情報が掲載されており、どのような情報が掲載されている領域なのか判断できない
  • ホームページに慣れていない利用者や障害者、高齢者は、スライドショーを停止、再生をすることが難しい

現在掲載している情報が、スライドショーで発信することが適切な情報であるかを改めて確認し、スライドショーでの情報発信を継続する場合でも、掲載件数を最小限に留めることを検討してください。

4.リニューアル事前準備に必要な期間と対応

今回は、情報分類、サイト構造設計の見直しで実施する内容のうち、トップページ設計の見直しに関する内容を一部ご紹介しました。
ホームページの情報分類、サイト構造設計の見直しは、短期間で実現できることではなく、数年をかけて実施していく作業です。見直しを行うためには、まずは現状を把握し、リニューアルまでの計画を立てていくことが必要となります。
こうしている間にも、ホームページは日々更新され続けています。知らぬ間に問題が増産されてしまう可能性を踏まえ、情報分類、サイト構造設計の見直しに向けた取組みにできるだけ早く着手することをご検討ください。

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コロナ情報対応を含むリニューアルの情報設計と事前準備

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