調査結果 順次公表中 A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査
[ 2025年9月9日 ]
執筆担当
大谷 昌也
(おおたに まさや)
弊社では、公共機関ウェブサイトの品質向上の指標として役立てていただく目的で、2006年より調査を実施しており、この度第18回目の調査を実施しています。
本調査の位置づけ等は以下のコラムをご覧ください。
2025年 最新結果公表開始 A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査とは?
2025年9月3日現在の公表状況
現在、計584の公共機関ウェブサイトの調査結果を公表しています。
結果公開中
調査実施中(順次公表予定)
- 東海地方(市)
- 中国・四国地方(市)
- 九州・沖縄地方(市)
- 中央省庁
- 独立行政法人
- 地方独立行政法人
- 公立大学法人
- 認可法人、特別民間法人
ウェブアクセシビリティ対応の明暗が二極化 最高Aレベルは現在2団体
現在結果公表中の584団体のうち、最高レベルのAレベルは2団体となっています。いずれも茨城県内の市役所です。
ウェブアクセシビリティの基礎対応が一定程度確認できているAレベル~Dレベルの団体は302団体で、残念ながらウェブアクセシビリティあるいはユーザビリティの基本的な問題が検出されたEレベルの団体は現在281団体検出されています。
ウェブアクセシビリティの対応について二極化が進んでいる状況は、ここ数年の調査で継続して見られる傾向です。
引き続き調査を進行し、中央省庁、独立行政法人、公立大学等も含めて対応状況の傾向を確認してまいります。
品質の向上が確認された団体、品質の悪化が起きている団体
現在結果公表中の584団体のうち、前回調査からレベルが向上した団体は156団体でした。約26.7%の団体が品質向上を達成しております。
レベルが変わらない団体は347団体でした。品質を維持できているということもできますが、347団体中Eレベルが231団体であり、問題がある状況を脱却できていないと言えます。
また、残念ながらレベルの低下が確認された団体が77団体確認されました。問題がある状況を脱却できていない団体、品質の低下が発生した団体は、まずは原因の特定から取り組むことが必要です。
引き続き調査進行し、結果をAAOに順次公表してまいります。

2025年の調査結果を順次公表しています。
A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査
その他の市、中央省庁、独立行政法人、公立大学等の調査を進行しており、結果がとりまとまり次第公表してまいります。
調査結果については、引き続きコラムやセミナー等でご紹介してまいります。
調査結果発表・解説セミナー
アライド・ブレインズでは、本調査結果の詳細についてコラムやメールニュース等で解説していくほか、結果を解説するセミナーを開催します。
調査結果と併せてぜひご活用いただけたらと思います。
結果発表・解説セミナー
A.A.O.セミナー「2025年 A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査結果発表・解説」
参加団体限定で、非公表の調査結果を進呈
先日のA.A.O.特別セミナーでは、参加された自治体の広報担当者様から「品質向上に取り組んだ成果が結果にあらわれて嬉しい」とお声をいただきました。皆様の取組にご活用いただけるよう引き続き情報発信を強化してまいります。
お問い合わせ先
アライド・ブレインズ株式会社 公共コミュニケーショングループ
電話:03-3261-7431 / ファックス:03-3261-7432
メール:office@aao.ne.jp




